建物管理を行うために必要な知識は、建築・施工に関するハード的なものだけでは十分ではなく、その建物に住まわれている方、利用される方の行動スタイルを体系的に分析した、ソフト面の知識こそが重要であると言っても過言ではありません。またソフト面のノウハウの蓄積は、性格の異なる建物を管理することで相乗効果を生み出すのです。
これまでに私たちが管理を手がけた建物は、分譲マンション、賃貸マンション、オフィスビル、ホテル、高齢者施設、さらに個人住宅と多彩。また総管理戸数は約10,000戸*を数えます。マンション管理組合様、ビルオーナー様、個人住宅オーナー様に提供するサービスに自信が持てる背景は、私たちの多彩な経験です。
*2008年5月現在:9,802戸(分譲マンション、賃貸オフィス、賃貸マンションの総管理戸数)
清掃や設備点検など、日々の建物管理業務の一義的な目的は、住まわれる方や利用される方へ快適をお届けすることです。しかし同時に、そうしたシンプルなメンテナンス業務が建物の経年変化を最小限に食い止めてもいるのです。
私たち建物管理セクションは、中長期の修繕計画を立案・実施するリニューアルセクションと日々の管理データを共有。ふたつの部署の共同作業によって、ご所有建物の資産価値を守るお手伝いをしています。
分譲マンションでは管理組合の出納事務や運営サポートを、賃貸マンションや賃貸オフィスでは、家賃や公共料金の管理事務をサポートいたします。
管理員は、マンションの顔であり、防犯の見張りであり、モラル・秩序の指導員であったりと、良好な環境のサポートを担っています。
快適な住まいをいつまでも美しく、清潔に維持することは、清掃業務が担っています。毎日の日常清掃、定期的な専門スタッフの床清掃やガラス清掃、年末の特別清掃など、その必要性を的確に捉え提案いたします。
マンションやビルでは、戸建住宅と違い、法的に定められた設備機器が、設置されています。このような、建物の設備機器は法律などで点検報告が義務付けされているものもあります。また、安全や防犯の面からも定期的な点検や注油などの手入れが必要であり、欠かせないものです。